自信をなくしたら

生きていると、自信を失ってしまうことがあります。 何かの挫折や失敗など、きっかけはさまざまですが、他人と自分を比べることからきていると思います。 わたしの場合は、理工系の学問をやる場で他人と比べ自分の […]

ふしぎなおとしもの

町を歩いていると、おかしなものを見つけることがある。 ある時は、橋のたもとに一足のちいさな靴がきちんと揃えられて置かれていた。 またある時は、川(川幅は3~4メートルほど)に赤い布団が投げ捨てられてい […]

タブッキ『インド夜想曲』

『インド夜想曲』は、イタリアの作家アントニオ・タブッキの小説です。 1984年に出版され、その後映画化もされました。 著者のタブッキはポルトガル文学の教授でもあり、ポルトガルの詩人フェルナンド・ぺソア […]

お金がほしい

ああ、お金がほしい。 くまちゃの嘆きです。あるいは、嘆きのくまちゃ。 こんな読まれないブログを書いているわたくしことくまちゃ、お金がほしくてたまりません。 お金なんていらねえよ、とか、お金なんてちょっ […]

ムルナウ『ファントム』

『ファントム』(1922)は、F.W.ムルナウによる無声映画です。 古いサイレントフィルムには、失われた独特の輝きがあります。ドイツ表現主義の巨匠、ムルナウの作品から今回は『ファントム』をご紹介します […]

エドワード・ヤン『台北ストーリー』

『台北ストーリー』(1985)は、エドワード・ヤン監督の台湾映画です。変わりゆく大都市・台北ですれ違う男女の恋愛を描いた傑作です。 台湾ニューシネマの旗手となった人々が結集して作り上げた作品、それが『 […]

オースター『最後の物たちの国で』

本書は、アメリカ文学の大御所ポール・オースターが、デビュー作の『孤独の発明』及びニューヨーク三部作(『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』)につづいて発表した、第五長編です。 一言でいうと、本 […]