最近考えたこと

ありとあらゆる実験、変革の夢が終わってしまったあとに、もうこれ以上何を言うことがあるだろう。もう進めないところまで行き着いてなお、すすまなきゃいけない。もう何も言うことはないにも関わらず何かを言わねばならない苦しみのなかで、なおも前を向けというのだろうか。

そんな馬鹿げたことは誰も考えない。そう、ばかげていると考えるのだろう。そうした人々は、ポストモダンのあれこれを無意味の喧騒と捉え、それがやっと終わったと言ってあいも変わらず同じことを繰り返す猿なのである。