存在の数値を高めようとすれば、それを抑え込もうという動きがうまれる。
争いのない世界の実現を願うが、それは完全に停止した世界でしかありえない。
まだ見ぬユートピアとして思い描くものは、ありえるかもしれないといった期待を、常に裏切られ続ける。
あらかじめ定められた不完全さ。
ただ抑制するものとして現れる外在に対しては
自らの衝動、内発的な心の動き、そういったものを大切にしなければならない。
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