歳をとったな、と思うこの頃です。
近い年代のひとと昔ばなしをしていたときのこと。
なにか昔流行った遊びのことで話に花が咲きました。
それを見た上の世代の方に、「昔ばなしなんてして!」とあきれられるというか、
たしなめられるといったことがありました。
昔ばなしなどする年齢ではない、ということかもしれません。
年寄りではなく、かといって若者とは到底言えない、中年と呼ばれる年齢。
いわゆる「中年の危機」というやつに自分もはまり込んでしまっているように
思います。
新しい物事に対する感覚がなにか弱っていることが、何より不安な要素です。
外見や体力の衰えもありますが、それ以上に、新しいものに反応できなくなってきたことに
おそろしさを感じるのです。
何か知らないことを見聞きしても、すでに知っていることの組み合わせでそれを考えてしまう。
物事の可能性は汲みつくされてしまったかのように感じる。実のところは、自らの可能性が少なくなっていることを覆い隠そうとしている。
そうではなく、柔軟に考えること、色々な可能性を見よう、好奇心をもつことが大切なのではないか、と思います。
画像提供元:https://visualhunt.com/f7/photo/18353258691/82503cd01b/