カレーの苦い思い出たち

みんな大好きなカレー。
食べる機会も多いので、カレーにまつわる色んな思い出がありますよね。
そのなかで、ちょっとだけにがい思い出を。

【その一】
いつだったか、吹田の市民会館でのこと。

そもそも市民会館に何をしに来たのかすら覚えていないのですが、多分何かの用事を
終えて横を通りかかり、ふらりと立ち寄ったのだと思います。

とにかくお腹がすいていたので、何か食べようと思いました。

その時何のイベントも無かったのか会館はガラガラで、入口近くのレストラン(食堂といったほうがいいかも)も客は一人もいませんでした。

カレーを注文しました。
700円だったのですが、どうも数十円くらいの業務用カレーを温めたものが出てきて、
非常にガッカリしました。
注文をとりにきてくれた店員の中年女性がニタと笑っていたのを思い出しました。

【その二】
神戸のカレー屋さん。

三宮の駅から少し東に行ったところ、雑居ビルの地下一階にありました。
階段を降りていき、ドアを開けると薄暗い店内が。

キーマカレーがウリのようで、頼みました。

これがなんともぬるく、味がとてもいいぶん非常に惜しく感じました。
カレーのぬるいのは、だめでしょう。

味がすごく良かったので、だいぶ経ったころにふと思い出してまた訪れてみたら、マッサージ屋さんに変わっていました。

【その三】
とある福祉施設での出来事。

カレーパーティを開くことになり、近隣の施設の人たちも含めて30人以上が集まりました。

途中、肉の量が足りないことに気づいた職員がスーパー買い出しにダッシュしたり、焼きそば部門の方でプレートを使っていたために炊飯器とホットプレートでヒューズが飛んだり、トラブル続きのカレーパーティ。

みんなでいただきますをするため、みんなのお皿にカレーをかけて配り終えるまでに長い時間がかかってしまいました。

結果、カレーはとてもぬるくなりました。
カレーのぬるいのはだめでしょう。

わたしは二つの教訓を得ました。

1.カレーはアツアツでめしあがれ。
2.ガラガラの市民会館で食べないこと。


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